仙台うみの杜水族館に行ってきました。
7月ももうそこまでに迫ってきました。
7月と言えば夏。
学生は部活にイベントに大忙しの毎日ですね。
そんな7月を前にして夏休みの定番スポット(?)水族館に久しぶりに遊びに行きました。
水族館は来た人たちが癒され、勉強になり、そして自然界の壮大さに気付ける場所です。
僕はもともと水族館とかにあまり興味がなかったのですが
小学生の頃に観た映画『ディープ・ブルー』(03年)をきっかけに海、特に深海が好きになり水族館にもいくようになりました。
◆映画『ディープ・ブルー』について
本題に入る前にちょっとディープ・ブルーについて簡単に説明を。
ディープ・ブルーはイギリスの自然ドキュメンタリー番組『BCC』が製作を手掛けた映像作品。タイトルの通り、海に焦点を当て、海の神秘さと未だ謎が多い深海の姿を魅せた作品です。こちらはドキュメンタリー作品なのでシナリオは一切ないです。まさに自然のありのままの姿を私たちに見せてくれます。
この作品のすごいところは撮影になんと4年半、そしてロケ地は200か所にわたり製作した壮大な作品です。
自然の映像は当然魅力的ですが、音楽もその壮大さに合わせたものとなっております。
ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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さて、話は戻ります。
水族館もここのところあまり行く機会もなかったのですが昨年7月にオープンしました宮城県仙台市にあります『仙台うみの杜水族館』に行くことになりました。
他の水族館には何度か行っていたこともあり、また水族館の癒しを体験できること。昨年できたばかりの水族館に何があるのかわくわくしていました。
水族館に行っての感想は「期待以上の面白さ」でした!!
◆仙台うみの杜水族館について
うみの杜水族館は神奈川県横浜市にあります『八景島シーパラダイス』を経営する株式会社横浜八景島が仙台市に昨年オープンした水族館です。
最寄り駅は『中野栄』駅です。
中野栄駅から水族館までに無料のシャトルバスが運行されており、10分程度バスに乗車すると水族館が見えてきます。
シャトルバスの停留所は中野栄駅から改札を左に出てこの場所で待っているとバスが停車します。
中野栄駅の改札は1つしかないのでまず「改札を出たら左!」と覚えておけば安心です。
そしてバス停留所のお隣には「焼肉キング」というお店があるので「焼肉キングの横のバス停」と覚えたらもっと安心です。
水族館の帰りに焼肉キングで水族館の事を話しながら楽しく焼肉なんていうことも出来ます。
シャトルバスは1時間に2本(30分間隔で運行)となっておりますがこちらのページ
【アクセス | 仙台うみの杜水族館】にバスの時刻表がありますので参考にしてみてください。
そうして10分ほどバスに乗っていると。。。
着きました!!
この日は生憎の曇り空でしたが雨も降らずよかったです。
◆チケットの金額について
チケットに関してですが
大人(18才以上)・・・2,100円
中高生・・・1,600円
小学生・・・1,100円
幼児(4才~未就学児)・・・600円
シニア(65才以上)・・・1,600円
※年間パスポートも発行しておりますがお値段は料金の倍となっております。
大人で年間パスポートが欲しい方は4,200円という計算です。
チケットは当日売り場でも購入可能ですが事前に行く日程が決まっていればWebチケットの購入も可能ですので当日の待ち時間を気にせず入場できます。
僕の行った日は時間も早かったというのもあるかと思いましたがすんなり購入出来ましたがこれから夏休みの時期、そして7月1日には開園1周年記念イベントも行うということもあるので混雑が予想されますのでWebチケットにて購入をすることをオススメします。Webチケットは公式HPから購入可能です。
『いのちきらめうみの杜』
このテーマで水族館の数々の自然も観ることが出来ます。
そして東日本大震災の復興を象徴する水族館として訪れた人々を笑顔にしていく水族館です。
実際中を入っていくと震災によって被害が出た地方についてとそこに生きる魚たちの展示もあり観る事と勉強を両方が出来ます。
東北だから出来る水族館の見せ方というところも見どころの1つです。
またこの水族館の魅力は「動物達との距離」です!
イルカショーも仕切りもなく、イルカと観客の距離がものすごく近く、1階の人たちは間近でイルカを見ることが出来ますよ♪
僕は生憎中段の席でしたがそれでもイルカとの距離は近く
それでも写真のようなイルカの大迫力のジャンプもみれますよ!
そしてこの写真から分かると思いますが先ほどの1階のお客さんとイルカとの距離、本当に近いですよね。
子供達もすごい笑顔でイルカショーを満喫していました。
そして近いと言えばペンギン。
ペンギンも間近で見る事が出来ます。
どのくらい間近かと言いますと。。。
このガラス越しにペンギンの姿を観ることが出来ちゃいます!!
しかもこの近くでペンギンが移動できる渡り階段があるのですがペンギンが歩く姿を真上から見ることができ、かわいらしい姿をどこから見れます!!
オプションツアーでペンギンにエサやり体験もできますのでぜひ1度やってみてはいかがですか?
うみの杜水族館でこの体験と興奮をぜひ肌で感じてみてください♪
そしてこの水族館の中で僕が1番興味を惹かれたのが『イロワケイルカ』です。
イロワケイルカ別名パンダイルカと言われており、パンダのようにシロクロ模様で出来ている事からこのように言われております。
このようにシロとクロとはっきりみてわかります。
このイロワケイルカは水族館でなかなか見ることが出来ません。
それもそのはず。現在イロワケイルカが見れる水族館は
日本国内ではわずか3カ所、そして9頭しか飼育されておりません。
その大変稀少なイルカをこれまた間近で見れます。
さらに時間帯によってはイロワケイルカとイルカトレーナーとの公開練習をみるのです♪
(僕が行った時間、たまたま見れる時間だったので迷わず見ました♪)
イルカトレーナーとの練習風景。イルカトレーナーとの練習も普段なかなか見れることもないので2度おいしい経験をさせていただきました。
◆イルカとの練習って?
練習とはなんだという方もいらっしゃるかと思いますがイルカショーのアトラクションでトレーナーがサインを出したらイルカが指示通りに動くやつの練習風景です。
このほかにも世界の海の風景や世界のメダカを見れたり、陸の生物の展示コーナーがあったりで1つ1つが面白く、貴重な体験が出来ました。
この感動はぜひ水族館で!!(2回目)
◆水族館をもっと面白くみるために
水族館を面白く、と言いますか。ただ楽しむだけでなく、水族館の舞台裏、動物たちとのコミュニケーション、そこで働く人々のつらさや楽しさを深く見て水族館に行くと違う面白さが見えてきます。
僕は水族館に行く前にある本を見つけました。
『水族館ガール』という小説です。
あらすじは主人公である嶋由香(しま ゆか)は市役所に努め3年目に突然水族館「アクアパーク」に異動が決定。嶋はアクアパークでイルカのトレーナーとなり右も左も分からず手探りで仕事をしていき、嶋の成長や水族館に関わる人との連携、そして動物たちの姿を捉えたお仕事小説です。
水族館が舞台なだけに「水族館の謎」についても言及されたり知識もところどころ散りばめられ、生き物を相手にすることにどうして向き合うのか。水族館で働く人々は水族館で何も魅せたいのか等、小説を読んでみて水族館に行くと「この展示ではこんな舞台裏があるんだな」と違った視点で見れたりします。
少し水族館という場所をより面白くするための方法でした。
これから夏休みに入り子供から大人まで家族で、恋人とのデートで行ったりするかと思いますが7月1日には1周年で記念イベントも開催するのでこの機会に仙台うみの杜水族館に行ってみてはいかがですか。
7月か8月にもまた違う水族館行きたいなぁと思いながら大変充実した1日でした。
【うみの杜公式HP】